照屋林助三線店(沖縄市)

「照屋林助三線店」は、1936年に開業した沖縄市(コザ)にある老舗三線製作専門店です。先代照屋林山、”てるりん”の愛称で親しまれた照屋林助の教えを受け継ぎ、照屋林次郎が製作しています。

制作風景

店舗では、厳選された黒木の原木で製作された三線を提供しています。原木の希少性から八重山黒木や沖縄本島産黒木など、とかく産地に目を向けられがちな三線の原木ですが、一番重要なことは十分な期間寝かせてあり、乾燥されていることです。照屋林助三線店にある黒木はすべて仕入れてから50年以上の月日を経過した黒木で、十分に乾燥しており、製作後にねじれることはありません。

照屋林次郎の製作する三線は、音を最優先に考え、一本一本木の特性を見極めながら、時間をかけて製作しております。原木の希少性よりも、より良い音の伝達をする木を選定し、最高の音を奏でる三線を作ります。

また、照屋林次郎のつくる三線は、その音色、見た目ともに三線唄者の評価が高く、若手No.1唄者の名高いよなは徹さんなど数多くのアーティストにご利用いただいております。

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