三線工房ダイキ(豊見城市)

このウェブサイトは、三線作りに情熱を注ぐ職人のサイトで、沖縄県豊見城市に位置しています。彼は三線作りを始めたきっかけ、三線作りの喜び、そして三線を持つ人ならではの視点について詳しく語っています。また、三線を作る過程で感じる達成感や、完成した三線が美しい音を奏でるときの高揚感についても触れています。

ウェブサイトには、三線作りに関する情報だけでなく、沖縄の伝統芸能であるエイサーや琉球古典音楽についての情報も掲載されています。また、三線の修理とメンテナンスに関する情報や、三線の選び方についてのYouTube動画も紹介されています。

三線作りを始めたのは、昔お金がない時に消音ウマを作ったことがきっかけでした。もともとモノ作りが好きだった職人は、エイサーのバチを加工してオリジナルの消音ウマを作ったとき、達成感にも似た特別な気分を味わいました。それが三線作りを始めるきっかけとなりました。

三線作りの中で最も嬉しい瞬間は、竿削りが終わり、塗りが完了した三線を初めて目にするとき、そしてその三線を初めて鳴らすときのドキドキ感です。良い音が響くと、その高揚感は言葉にできないほどです。しかし、良い音が出る三線が完成すると、それを売るときには少しの寂しさも感じるといいます。それでも、自分で作った三線が三線演奏者や地謡の方々によって心地よく弾かれることを考えると、三線職人としての道を選んで良かったと心から感じています。

三線を持つ人ならではの視点、例えば手にしたときの質感や弦の貼り方、からくいの締め方など、気になることは数え上げればきりがありません。だからこそ、大切にしてもらえる三線を作りたいという強い思いを持っています。毎日、三線を作ることができることに感謝しながら、その仕事に励んでいます。そして、多くの人々に三線を手に取って弾いてもらいたいという願いを持っています。

営業時間は10:30から18:30までで、定休日は金曜日ですが、月によっては変更されることもあります。

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