比嘉いづみ

比嘉いづみさんは、横浜で生まれ育ち、27歳で結婚して沖縄に移住しました。その後、披露宴の二次会で聞いた三線の音色に魅了され、三線教室に見学に行くことになりました。そこで三線の世界に足を踏み入れ、その後も練習を続け、初めてのコンクールで新人賞を受賞しました。

彼女が初めて母親になったとき、家族や師匠から三線を続けるように勧められました。そこで彼女は、育児と三線の練習を並行して行うことに決めました。彼女にとって、週一回の三線の稽古は、自分自身を見つめ直す大切な時間となりました。

比嘉さんは、2007年に教師の資格を、そして2014年には師範の資格を取得しました。しかし、最初は教えることに対して迷いがありました。でも、三線の音楽が持つ深い意味や美しさを自分だけのものにするのはもったいないと感じ、教えることを決意しました。

そして、2014年に自宅で、2017年には横浜で三線の教室を開きました。しかし、新型コロナウイルスの影響で、教室はオンラインに切り替えられました。オンラインでの指導は初めての経験でしたが、生徒の一人が新人賞を受賞するなど、その成果を実感しています。

比嘉さんは、これからも「琉球古典音楽を世界に発信する」という目標を掲げ、挑戦を続けています。

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